鮭の遡上キャンプ

yutaka

2014年11月28日 00:37




智也と晃汰の幼稚園では毎年鮭の放流を行っています。いくらの状態から尻尾が出て4~5cmに成長したら川に放流に行きます。
カヌーで何度か訪れている那珂川では11月に鮭の遡上が見られます。
11月も終盤見れるか不安でしたが見れないとしてもハイキングや天体観測ができそうだったので行ってきました。
久しぶりのキャンプとはいってもだいぶ寒くなってきたので御前山青少年旅行村という場所のケビンに泊まります。

昼過ぎにケビンに着き早速ビール&焼肉、プロパンとロースターを持っていったのですぐ食べれました。画期的です。
テント&炭起こしのキャンプからだんだんそれているが、便利な道具は使うべき!!
ロースターの適度な火加減がA4の肉をさらに旨くしてくれます。



食後は寒いので森から薪を集め焚き火
子供達は元気に紙飛行機やけん玉で遊んでいます。



夕飯はカレーライス、ケビンにはガスコンロや鍋、皿、さらにはコタツまであるので快適です。
いつもながらみんなでボードゲームをやり1日目終了


2日目は7時起床でハイキング。御前山展望台までの片道20~30分しかし全部急な登り階段。朝から足パンパンです。
展望台からは遠くの丘や那珂川が見えいい感じです。帰りは階段では無く違うルートで森の中を下りました。





朝食はお握りと味噌汁と2日目のカレー、10時過ぎにチェックアウトしました。ぜひまた来たい場所です。



さぁいよいよ鮭の遡上を見に近くの御前山橋へ。


橋の上からまず目に入るのは沢山の鮭の死骸とそれを狙っている鳥たち。
でもよく川を見ていると遡上している傷だらけの鮭たちが泳いでいます。ここまで来るのにいろいろあったんだなぁと思いました。


本流ではない細い川に降りてみることにしました。
そこに寄り添っている2匹鮭がいました。
その姿を見てこれから産卵する鮭だという事がすぐわかりました。
自分たちがいる場所から2~3mの近さです



メスの鮭は身体を横にして傷だらけの尾びれで石の川底を掘っています。オスの鮭はメスの横に寄り添い他のオスの鮭が来てはを追い払いまた寄り添うその繰り返し。



待つこと約1時間その瞬間が来ました。
急に2匹鮭がアゴが外れそうなくらい大きな口を開けた!!その直後メスが卵を産みオスの鮭から白い液が飛びメスが掘っていたあたりが白く濁りました。
産卵したのがハッキリわかりました。

スゴイ瞬間を見てしまいました。
(↓コレは別のサイトから拾ってきた画像です)



↓こっちは実際の産卵直後の写真です。うっすら白い液の下にオレンジ色のイクラっぽいのが見えます。


メスの鮭はこの後卵を石で隠し力尽きて死んでいくのです。そして鮭の子供は親を見る事無く成長し4年後またここに戻ってくる
そしてまた子供の成長を見ないまま死んで行く。なんかとても切ないですね。



2年前智也が放流した鮭が運がよければ再来年帰ってきます。
今度はは11月初旬に元気な鮭たちをカヌーの上から見せたいなぁ。






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